ButtKicker LFEがハウステンボス「5D MIRACLE TOUR」のアトラクションで採用されました。
2011年4月末にオープンしたアトラクション「5D MIRACLE TOUR」は、シャープ製60インチ超狭額液晶ディスプレイを、正面と上下左右に合計156台使った大型マルチ映像システムで、これまでに無かった新しいバーチャル体験ができます。
この映像に囲まれた空間に、重低音振動ユニットButtKicker LFEを観客席の床面裏側に合計24個配置し、サブウーハからの音と共にこれまでにない重低音感を体感することができます。 ButtKicker LFE用の音声は、5.1chの音声とは別トラックで製作されていますので、効果的な演出が行われています また、dbx120Aサブハーモニックシンセサイザを通し、重低音感の調整を行っています。
パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社の内覧会「MEDIA DESIGN 2006」に於いて、360度全周シームレス映像送出の為に、WATCHOUTシステムが採用されました。 この内覧会は、名古屋、東京、大阪、福岡、札幌、広島の合計6個所で開催されました。
映像を投影しているスクリーンの直径は8M、スクリーン高は1,550mm。TH-DW5100を8台使用して、シームレスの映像を投影しています。ブレンディング幅は17.5%。 音声は8.1chで制作し、WATCHOUTから送出しています。 迫力のある映像と、臨場感あふれるサラウンドが体感できました。
アニメーション監督の押井守氏がプロデュースした異空間。50インチのプラズマディスプレイを床に96面(8×12)設置し、天井には卵型のスクリーン、回廊にはムービングプロジェクタを使用した、14.1サラウンドの大規模な映像音響システムです。
当社では床と天井の映像用にAdtec Digital社製MPEGプレーヤーを合計102台使用し、同期再生システムを構築しました。また、当社の製作した制御インターフェースを使用し、演出全体のスケジュールの送出システムを構築しています。
スキャナシステム
バックヤードのレンダリングPC
観客自身が映画の中に登場することができる「フューチャキャスト」システム。プレショー内にある60台のスキャナで観客全員の顔を一人ずつスキャンしデータ化。そのデータを基にリアルタイムでモデリング、レンダリングを行ないそのまま映像として投影するシステムです。これらのコンピュータグラフィックス生成のために使用したPCは合計で約350台にもなります。
当社では当社の製作した制御インターフェースを使用し、これらのスキャナPC、レンダリングPC、および送出システムを構築しています。
「アーカイブテーブル」全体
「オイデルミン」の引き出し
2004年4月8日に、銀座並木通りにある資生堂本社内の「HOUSE OF SHISEIDO」がオープンしました。当社は2F展示室の中央に位置するアーカイブテーブルに関わり、RFIDやセンサなどを多用した制御システムを設計、製作しました。このアーカイブテーブルの引き出しには、資生堂の製品や人、関連する文化についての資料が入っており、引き出し内に触れることによりテーブル上の画面や引き出し内のLCDディスプレイにさまざまな情報を表示します。
2003年2月1日、埼玉県川口市に「SKIPシティ」がオープンしました。当社は「SKIPシティ」内の「彩の国ビジュアルプラザ」にある映像ホールの映像・音響制御システムを納品しています。このホールはデジタルシネマ向け映像ホールで、送出スケジュールに基づいて自動的に上映することができます。
2002年秋に竣工した大正製薬の第2本社ビルにある大会議室「上原記念ホール」、および中会議室内の映像・音響、および照明をトータルコントロールするシステムを納品しました。これらの会議室は2~3つに分割して使用することができ、分割制御することも可能です。当社の関わった会議室のシステムとしては過去最大規模となりました。